2013年8月、デンマークとスウェーデンの間のエーレスンド海峡で、人間の男性器にかみつくことで知られる南米原産の魚「パクー」が見つかり、当局が警戒を呼び掛けた。
パクーはピラニアに似た草食系の魚で、普段は木の実を食べて暮らしているが、男性の睾丸をクルミと間違えて噛み付く習性がある。
南米の魚が北欧に現れた理由はいまだ不明だ。
CNNでも報道されたニュースだが、実は後日談がある。報道から1週間後、噂を流したデンマーク国立博物館のペータ・ラスク博士が「あれはただの冗談だった」と告白したのだ。
ちなみに、パクー自体は実在の魚だが、男性器を噛み切るというエピソードはあくまで迷信。口元が人間の歯に似た不気味な形状をしているため、恐ろしい噂につながったらしい。