広島駅の新幹線ホームには、「胴上げ禁止」の看板が貼ってある。
今から10年前、新婚旅行に向かう新郎の胴上げシーンを友人が撮影しようとしたところ、全員がカメラにピースサインを出してしまったせいで男性が地面に落下。そのままホームで首の骨を折って死んでしまう事件が起きた。
それ以来、新幹線広島駅には「胴上げ禁止」の紙が貼られている。
確かに、広島駅に胴上げ禁止の看板が存在する。が、決して死亡事故があったのが原因ではない。
駅の関係者に話を聞いてみたところ、「事故があった事実はありません。単に紙テープや胴上げが、周囲のお客様に対してご迷惑だからです」とのこと。
看板を見た者が適当に作った、都市伝説の一種である。