2013年にツイッターでくり返し拡散された1枚だ。
路上に捨てられたチューインガムを一羽のツバメが飲み込み、消化できずに苦しみ抜いたまま死亡。その様子を、仲間がなすすべなく見つめている。
哀れなツバメの姿に、ツイッターではポイ捨てへの怒りを表明する書き込みが続出。あらためて人々の美化意識を高めた、貴重な画像となった。
この画像は、台湾のウィルソン・シューというカメラマンが、交通事故に遭ったツバメを撮影したもの。
背後のツバメも仲間ではなく、弱ったメスを見たオスが交尾を狙って近づいただけで、チューインガムとは何の関係もない。
ポイ捨てをとがめる主張そのものは正しいが、オスが後尾を迫っている画像かと思うと一気に台無しである。