2010年に何者かがYouTubeにアップロードし、またたく間に250万件の再生回数を記録した有名な動画だ。
ある平凡な家の中。帰宅直後の家主を泥棒の扮装で驚かせたところ、予想以上にパニックを起こして家の外へダッシュ。そのまま路上にかけ出した瞬間、1台の乗用車に跳ね飛ばされてしまう。
大慌てでカメラも外に出るが、ときすでに遅し。哀れな女性は、車の下で事切れていた。
軽い気持ちで始めたイタズラが大惨事を引き起こす、最強にショッキングな動画である。
鏡の前でイタズラの準備
壁に隠れてターゲットを待つ
ターゲットが近づいてきた
ワーッ!
逃げ出すターゲットの女性
パニック状態で外に出て行く
そのまま路上へ
車がドン!
完全に女性の上を通過
大慌てでカメラが駆け寄る
あまりのリアルさにネットではしばらく撮影者の身元探しが行われたが、動画が評判になってから1年後に作者が自ら名乗りを上げ、真相が明らかになった。
お騒がせの人物の名は、カイル・ランキン。
アメリカのロサンゼルスに住む映画作家で、昔からCGを使ったリアルタッチのショートフィルムを作ってきたが、そのなかの一本をネットに上げたところ「本物」として広まってしまったのだ。
ちなみに、動画は最初からYouTubeの「娯楽」カテゴリーで公開されており、本人にダマす気はなかったようだ。