イギリスのオカルトサイトが「2012年に日本に現れた謎の光線」なるタイトルでアップしたものだ。
ご覧のとおり、神秘的な光の柱が兵庫県神戸市に出現し、数分にわたって周囲を照らし続けた。
光の柱に関する伝説は世界中に存在し、通常は「神霊が舞い降りた証拠」とされる。日本に何らかの異変が起きる前兆に違いない。
日本のテレビ番組も取り上げた神秘的な映像だが、真相はシンプルだ。スマートフォンのカメラで、「雷」を撮影した際によく起きる現象である。
スマホのカメラは映像センサーが小さいため、シャッターを切ってから実際に写真が撮れるまでの時間が長い。そのため、雷のように一瞬で終わる自然現象を撮ると、光が引き伸ばされた柱のように映るのだ。