2012年12月、ネット上に衝撃の動画が投稿された。
カナダ・モントリオールの公園に現れた巨大なイヌワシが、無邪気に座る幼児をツメで引き上げ、そのまま連れ去ろうとしたのだ。
幸いにも幼児は数メートル先で芝生に落下し事なきを得たが、野生のイヌワシの恐ろしさを思い知らされる驚きの一本である。
モントリオールの公園に一羽のイヌワシが出現
幼児をつかんで連れ去った!
デザイン学校の学生が作ったCGでした
カナダ国立アニメーション・アンド・デザイン・センターのブログに掲載された「モントリオールのみなさんへ:イヌワシにさらわれても大丈夫です」なる記事。お騒がせですね
ちなみに、2011 年に話題になった「動物園から逃げ出したペンギン」の動画も同校の作品だったとか
問題の動画が話題になってから2週間後、カナダの国立デザイン学校のブログに、「モントリオールのみなさんへ」なる記事が掲載された。
これによると、動画は同校の学生による授業の課題作品で、イヌワシと幼児は3Dアニメーションだったという。
突然の告白に、一部の動物学者や環境保護団体は「あまりに無神経だ」と抗議の意志を表明。いまだ事態は終息していない。