近ごろ、グリニッパーと呼ばれる新種の巨大な蚊が世界中で激増している。小さいものでも通常の蚊の5倍の大きさで(写真左)、中には20 倍ものサイズに達する種も珍しくない。
体も頑丈で、一般的な殺虫剤は無効。軽く叩くだけではつぶすこともできない。
現在、アメリカ・フロリダ州では、この巨大な蚊が媒介する病気がジワジワと流行りつつあり、日本も対岸の火事ではいられない状況だ。
写真のような巨大な蚊が急激に勢力を拡大しているのは、CNNなどでも報道された事実だ。一説には温暖化が原因とされるが、くわしくはわかっていない。
ただし噂は少し大げさで、20倍のサイズもの種が確認されたことはない。また、ありがたいことに、この種の蚊は病原菌を運ばないことが確認されている。もし見つけても慌てずに対処すべし。