浅黒い男性が持つ謎の生物は、2013年に南米で見つかった伝説の怪物・チュパカブラの頭部である。
1992年にプエルトリコで初めて目撃された未確認生物で、カンガルーのように飛び跳ねつつ家畜や人間に襲いかかり、首筋から全身の血を吸い尽くす。
これまでは未確認だったが、ついに動かぬ証拠が見つかったのだ。
チュパカブラは、未確認生物ファンの間では定番の噂。しかし、残念ながら今回の写真も作り物だった。
作者の名は、現代アーティストのチャーリー・ホワイト。「数日のうちに」と題された連作の1枚で、リアルな怪物を現代の光景に溶け込ませるのが目的だったとか。
その狙いどおり、写真のリアルさにネット住民がダマされたわけだ。