「神の手」と呼ばれる有名な画像だ。通常は、次のような内容のメールとともに送られてくる。
「沖縄で何年かに一回現れる『神の手』という大変珍しい雲だそうです。幸せになって欲しい人七人に送ると願いが叶うと言われています。七人より多くなるのはいいそうです」
確かに、手の形をした雲が天の光を呼び込む光景は、神々しいの一言。願いがかなってもおかしくない、まさに奇跡の1枚だ。
写真のネタ元は、2004年ごろにアメリカで流行した「ゴートセックス」なるイタズラサイト。
アクセスすると同時に「男性が両手で自分の肛門を思い切り広げている画像」が表示される、ドッキリサイトなのだ(あまりにエグい画像なので、掲載は省略。興味のある方は「goatse」で検索してみよう)。
もうおわかりだろう。「神の手」画像とは、もともとは男が肛門を広げている画像のパロディとして、ネットの誰かが作り上げたものだったのだ。
ダマされた方には、お気の毒というほかない。