1984年7月20日、大人気アニメ「ドラえもん」で、理解不能なエピソードが放映された。
話のタイトルは「タレント」で、のび太とドラえもんが地下世界に行くと、大きな地球のミニチュアが現れ、その中から黒い液体があふれ出す。
あまりにも意味不明な展開だったため、いまも放送を目撃した者たちの間で語りぐさになっている。
記録を調べると、その日付に放映されたのは「のび太の童話旅行」と「4次元ポケットのスペア」の2本。「タレント」なる話の記録は存在しない。
ただし、1984年に収録が間に合わずに過去のエピソードを差し替えて放映したことはあったらしい。さらに、その際に一部の地域で映像が乱れるトラブルが発生。
数分にわたってワケのわからない画面が流れる事件が起きたのが、視聴者の記憶に刻み込まれた可能性が高いようだ。