問題の記事は、2013年3月の朝日新聞。「論壇時評」のコーナーに、ご覧のような文字化けとも暗号とも取れない意味不明の文章が、大量に掲載されていたのだ。
ネットでは「この暗号は俺が解く!」と息巻くチャレンジャーが続出。いまも物議をかもしている。
CGアーティストの作品です
暗号や文字化けではなく、デザイナー小阪淳氏の作品でした
ちゃんと記事の端には、ちゃんと「CG・小阪淳」のクレジットが
小阪氏の作品には、有機的なものが多い
まったく謎としか思えない記事だが、実は日本の有名アーティスト、小阪淳が手がけた「疎通」なるタイトルの作品。
現代社会をイメージした作品で、バベルの塔や原発を連想させる写真は、すべてCGで作られたものだ。
実は、同作品が掲載された際、記事の隅にはちゃんと「CG・小阪淳」とのクレジットが表記されていたのだが、ネットではその部分が無視されて広まってしまったようだ。