近ごろ、いきなり車の窓にタマゴを投げつけて襲い掛かる、通称「タマゴ強盗」が流行している。
あわててワイパーで窓を拭おうとすると、卵白と水が反応して固くなり、逆に視界が悪くなってしまう現象を利用した新しい手口だ。
もし運転中にタマゴを投げつけられたら、ワイパーは使わずに走り続け、警察のもとへと駆け込むのが、もっとも確実だ。
2011年ごろから届き始めたスパムメールから広まった噂だ。
第一に、タマゴ強盗の事例などはどの機関にも報告されていないし、そもそも卵白と水を混ぜたところで、視界が悪くなるほど固くなることはない。
イマイチ目的が不明なスパムメールだが、愉快犯が面白半分にバラまいたデタラメと考えるのが妥当だろう。