1日に6時間座る生活をずっと続けていると、3年以内に死ぬ確率が4割も高くなる。この割合は、普段エクササイズをしていても変わらないから恐ろしい。
人間は、定期的に足の筋肉を動かさないと、さまざまなホルモンの分泌が変化し、心臓病やガンのリスクを格段に高めてしまう。
デスクワークが多い人は、できるだけ1日6時間を超えないように、作業の内容を考え直すべきだろう。
本当です
これは、イギリスのロンドン大学の研究チームが2003年に行った実験で明らかになった事実だ。
約5年間にわたり、スコットランドで国民健康調査に参加した成人約4000人のデータを調査したところ、1日6時間を座って過ごす人は、座る時間が3時間未満の人に比べて死亡リスクが女性で37%、男性で17%も高かった。
そのため、最近はアメリカのIT企業を中心に、イスを使わず立ったままパソコンで作業をするスタイルが流行中。日本でもジワジワと流行り始めるかもしれない。