ガソリンスタンドにトラックが
従業員が近づいていって
トラックの上でタンクをチェック
タンクをよく見るために携帯を光らせると…
ドッカーン!!!
大惨事に
事件は、2012年にブラジルのガソリンスタンドで起きた。
午前3時、ガスを運んできたトラックのタンクをチェックしようと、従業員が電灯代わりに携帯電話をオンに。その瞬間、電波がガスに小さな火花が起こしガソリンへ点火、またたく間に火炎が燃え移り大爆発にいたった。
世界中では、年に2~3件のペースで同種の事件が続発しており、ガソリンスタンド側も従業員へ厳しい指導を行なっているが、改善にはいたっていない。
ちなみに、事故にまきこまれた従業員は、事故から2日後に息を引き取ったそうだ。
ウソです
ブラジルのガソリンスタンドで、従業員が携帯電話を使った瞬間に大爆発が起きたのは事実。
しかし、携帯電話の高周波電波は、少しの火花も発生させないよう設計されており、事故との関連性はまずない。
通常、ガソリンスタンドの事故をもっとも引き起こしやすいのは、気化したガスが天井部に滞留しているパターン。これが一定量を超すと蛍光灯の熱で大爆発を引き起こすわけだ。
もっとも、アメリカの大手企業が、ガソリンスタンド内での携帯電話の使用を禁じているのも事実。これは、万が一、携帯のバッテリーが漏電していた場合、滞留したガスに火が点くのを防ぐためだ。
やはり、ある程度の注意は必要だろう。