2013年10月4日の朝、いつものようにイギリス・ロンドンのハーリンゲイ小学校に通学した生徒たちは、校庭を見て腰を抜かした。
一面には物々しい警官と放射線スーツを来た怪しい男がズラリ。その奥には、円盤型のUFOらしき物体が地面に突き刺さっている。上の写真に写る警官はまぎれもなく本物の制服を着ており、何らかのイタズラではあり得ない。
男たちは数十分ほど周辺を調べたあと機体とともに消え去ったため、その後、UFOがどうなったのかは謎に包まれたままだ。
警官ぐるみのイタズラでした
イギリスの高級紙「インディペンデント」にも掲載される騒ぎに
のちに公開されたUFOの模型のクローズアップ。近くで見るとさすがに作り物だとわかります
事件は、イギリスの一流新聞が報道するレベルの騒ぎにまで発展したあと、「犯人」が自ら名乗りをあげた。
首謀者はズバリ小学校の校長で、工作が上手い父兄に依頼してUFOの模型を作成。さらに地元の警官にも話をもちかけ、一連の騒動を演出したという。
校長いわく「まだ小さい生徒たちに、議論してもらうのが目的だった」とのことだが、結局はイギリス中に議論を巻き起こす事態になってしまったわけだ。