2011年にSNSを中心に出回った心霊写真だ。神奈川県湘南海岸のメキシコ料理店に出向いた男性が、ふと妙な気配を感じて壁際にスマホのカメラを向けたところ、こちらを悲しそうに見つめる透明な少女が映り込んだ。
この店に因縁めいたエピソードはなく、心霊写真の専門家によれば座敷わらしのように土地についた精霊的な存在ではないかとのことだ。
心霊写真アプリを使ったコラでした
心霊写真アプリ「ゴーストキャプチャー」を使うと、普通の風景写真へ簡単に霊を合成できる
問題の少女も、「ゴーストキャプチャー」の素材集にあった画像の1つでした
第一に、この画像はアメリカが発祥地である。2009年にテキサスで撮影された心霊写真との触れ込みだったものが、その2年後に日本で改めて広まったようだ。
次に、問題の少女だが、こちらはiPhoneアプリの「ゴーストキャプチャー」を使っている。心霊写真を作るためのアプリで、自分で撮った写真へ簡単に幽霊らしき不気味な映像を合成できてしまう。
ここ数年、新しい心霊写真アプリのリリースが続いており、ネットに出回る怪しい画像の数も増える一方だ。