前衛アートのように奇怪な形をしたこの石は、ルーマニアの小さな村に実在する「生きた石」だ。少しずつ成長と増殖をくり返し、気がつくと、ご覧のように節くれだった異様な外観に変わってしまう。
この現象は、世界中でもこの村でしか起きておらず、「石に見えるが実は生物」や「吸血鬼の呪い」など様々な憶測を呼んでいる。
生きる石が存在するのはルーマニアのコステシュティという寒村で、実際に村中の石がひとりでに成長と増殖を繰り返す不思議な現象が確認されている。
ハッキリした原因はまだ調査中だが、どうやらこの石は砂岩で構成されており、雨が降ると周囲の細かい砂を取り込んで吸着。そのくり返しで、少しずつ大きくなっていくようだ。