2009年9月、中国の遂寧市に住む女性が、自宅の寝室を大きなヘビが這いまわっているのを見つけた。
ヘビはキュルキュルと不可解な音をたて、その胃袋のあたりからは子どもの手のような突起が生えている。おびえた女性は、反射的にブーツを振り下ろしてヘビを撲殺。
死体を近所の大学に手渡した。いまはヘビの正体に関する調査が進められている。
いかにもコラージュっぽい画像だが、これは本当に起きた事件だ。ネットでは全長2メートルとの噂もあったが実際は40センチほどで、腹部から伸びた手には4本の鉤爪がついていた。
もっとも、科学者によればヘビの腹から手が生えるケースはさほど珍しくないらしい。ある種のヘビは、進化の過程で消えた手足の痕跡を残しており、これが遺伝子異常で成長してしまうのだそうだ。