2011年10月、フェイスブックに奇妙な写真が出回った。神奈川県葉山に住む男性が、地元の海で「龍の子ども」としか思えない生物を見つけたというのだ。
目の上に生えたツノの形状やシマシマの長い胴体など、どう見ても龍の子どもとしか思えない。
ネットでは、合成写真説やヘビの奇形説など、いまも様々な意見が交わされている。
熱帯魚の写真を加工したものでした
写真で専用ソフトを調べると、「編集済み」の表示が
写真の色相を変えると、加工された部分だけが別の色合いで浮かび上がる
まず、この写真は2011年に「インドネシア・プカンバルのシアク川で見つかった竜」として海外から広まった画像で、神奈川県・葉山の男性が見つけたという噂はデマだ。
次に、『JPEGスヌープ』という画像の加工検証ソフトを使うと、見事に「この写真は編集されています」との結果が出た。
海外で作られたデマ画像に、日本で誰かが別のエピソードをつけて広めたようだ。