1983年の日本映画「家族ゲーム」は、心霊現象が起きた作品として有名だ。
問題のシーンは映画が始まって26 分後。松田優作と並ぶ宮川一朗太の顔を、アザのような黒い影がジワジワと這いずりまわる。
その動きは照明の加減ではなく、どう見ても生物の影としか思えない。
松田優作と並ぶ宮川一朗太の顔に…
アザのような黒い影がチラチラと動き出す
映画評論家の有村昆氏がテレビ番組などで広めた有名な噂だが、真相は簡単だ。
このシーンはガラス越しに下のアングルから2人の俳優を撮影したもので、その際、ガラスに反射した宮川一朗太の手の影が、本人の顔に映り込んでしまったのだ。