2008年、ジョージア州に住む元刑務官のリック・ダイアーは、近隣の森の中で謎の生物を発見した。
毛むくじゃらの身体に人間によく似た知的な顔立ちは、伝説の類人猿「ビッグフット」にそっくりだ。
ダイアーは、さっそくネット上に生物の写真を公開。
さらに、カリフォルニアのパロアルトで会見を開き、近いうちにDNA鑑定を行い、このビッグフットを調査すると約束したため、事件は大手ニュース番組にも取り上げられるほどの騒ぎとなった。
ネットに公開された写真は、着ぐるみの顔にそっくりだった
初めて疑問の声をあげたのは、「ホラードーム」という変装用着ぐるみショップのオーナー、ジェリー・パリノだった。事件が話題になってから数カ月後、テレビ局に電話をかけてきたのだ。
「あのビッグフット、うちで売ってる商品にそっくりなんですが…」
問題のアイテムは、サスカッチコスチュームというゴム製の着ぐるみ。確かに、顔の形や毛の生え方などがそっくりだ。
疑惑の声に対し、リック・ダイアーは「あんなものを信じる方が悪い」と完全に開き直ったコメントを発表。事件はすぐに終息した。