10年前、鹿児島に住む男子高校生が、400キロの土管にしばり付けれられた状態で、福岡の玄界灘から引き上げられた。当初、警察は殺人とみて捜査を進めていたが、やがて自殺と断定して捜査を打ち切った。
しかし、あまりにも遺体の状況が不可解なため、いまもネットでは他殺説が濃厚。
「高校生が400キロの重しを抱いて海に飛び込む」というコピペが、出回っている。
土管に縛られた男子高校生の遺体が、玄界灘から見つかった事件はまぎれもない事実。
ただし、実際の土管の重量は40キロで、ネットの噂とは大きく異る。
また、男子高校生の部屋からは遺書も見つかっており、やはり他殺の線は薄いようだ。
ただし、なぜ少年がそこまで回りくどい自殺法を選んだのかという点では、いまだ謎の残る事件ではある。