ロバに迫るグーグルの撮影車両
車と衝突してロバが転倒
身動きができなくなったロバを置き去りに
アフリカ・ボツワナのグーグルストリートマップに、驚くべき事実が記録されていた。
路上の光景を撮影していたグーグルの専用車両がロバに体当たりをかまし、ピクリとも動かなくなったロバを残して立ち去ったのだ。
動かぬ証拠の存在に、グーグル社にはいま世界中から非難が集まっている。
路上で寝ていたロバが、グーグルの車を避けるために起き上がっただけです
グーグルが公開した“正しい”写真。まず、路上で眠るロバに車が向かっていく
車に気づいたロバが、自ら道の脇に避難
遠ざかる車を見守るロバ。ちゃんと生きてました
あまりの批判の多さに、2013年1月にグーグル社がブログで真実を解説している。
なんでも、グーグルマップに表示されたロバは元から路上に寝ていたが、撮影車両が近づいたのに気づき、自ら道の脇に避けたらしい。
ところが、ボツワナは左車線の国だったため、アメリカのような右車線の国では、逆に車とロバが衝突したように見えてしまったようだ。