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3・11の大震災で我が身を挺して子どもを守った母親がいた

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3・11の大震災で我が身を挺して子どもを守った母親がいた

ご覧の写真は、2011年3月11日に起きた東日本大震災で撮影されたもの。

地震が鎮まった後、救助隊が瓦礫の下から女性の遺体を発見したところ、彼女の身体の下に生後3カ月の小さな男の子を見つけたのだ。

どうやら、家が倒れた際、彼女は自分の身を投げ打って息子の命を守ったらしい。わが子を救うためにとった、究極の自己犠牲の姿だ。


写真の救助隊の作業隊員の制服が明らかに日本のものではないうえに、これほどのエピソードが国内で報道された事実もなく、主にフェイスブック上で広まっただけなことを考えれば、事実ではありえない。

このエピソード、実は2008年5月12日に中国で発生した四川大地震で、実際に起きたものだったのだ。

このニュースを、アジア人の区別があいまいな海外サイトがまず紹介し、それを日本が逆輸入(?)する形で広まってしまったらしい。

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