2012年に、マイアミ大学病院が、「スマホを充電した状態でかかってきた電話に出ると、バッテリーが爆発することがある」との注意勧告を出した。
実際、アメリカではスマホの爆発で利き手に大怪我を負った事例が報告されており、今後も被害者の数は増え続けて行くものと予想される。
噂の出どころは、2004年、インドに住む若者が充電中のスマホで通話を行ったところ、バッテリーが爆発して感電死した実際の事件がベースになっており、マイアミ大学病院は関係ない。
充電中のスマホで通話を行うと、バッテリーに負担がかかるのは本当だ。ただし、純正品ではない粗悪なバッテリーや、そもそもスマホ自体に欠陥でもない限り、爆発にまでいたることはあり得ない。
インドの事件は、あくまでも粗悪品なスマホがまねいた悲劇だったのだ。