北海道・札幌市営地下鉄は、他の都市に比べて大きめの規格で作られている。
これは、隣国との戦争が起こった際に、真駒内駐屯地営門のすぐ向かいにある「南北線自衛隊前駅」から、大型車両や戦車をスピーディに線路へ乗り込ませるための処置。
軍事目的に作られた公共施設は少なくないのだ。
地下鉄の構造をよく見てみれば、軍事転用に使うことがあり得ない話だとわかる。
札幌市営地下鉄が大きめの規格になっているのは事実だが、線路上を大型車両や戦車に進行させるのは非常に効率が悪く、有事の際は普通に国道を走ったほうが早い。
また、地下鉄が核シェルター用に作られているという噂も誤りで、駅の排気は核シェルターとして利用するには不十分。放射線は、地下鉄駅構内にも簡単に入り込んでくる。