2013年9月にロシアの有名なドッキリ番組から、衝撃のお蔵入り映像が流出し、またたくまに世界中で話題を呼んだ。
仕掛け人が郵便ポストの中に入り、通行人が投げ込んだ手紙を内側から外に放り出すだけの他愛ないイタズラだったが、ひっかかった一般人の1人が大激怒。おもむろに懐から拳銃を抜き出し、ポストの中に向かって3発の銃弾を撃ち込んだ。
仕掛け人は20才の若さで命を落とし、銃撃犯はその場で捕まり懲役刑に。犯罪史上、最も後味の悪い殺人事件として、記録に残ることになった。
「隠しカメラでビックリ」という番組らしい
仕掛け人がポストの中に入ります
上からフタをして
一般人がポストに手紙を入れると…
手紙がポイッと外へ飛び出すというイタズラ
怖そうなオジサンがやってきた
ポストをのぞいて、中に人がいるのを発見
やにわに銃を取り出した!
ポストの中へ銃弾を3発
仕掛け人は帰らぬ人に
非常にショッキングな動画だが、ご安心を。すべては作り物だ。
ネタ元は、大手広告会社のオグリビー&マザー社。
アルゼンチンの印刷会社のために作られたコマーシャル映像で、本来は動画の最後に「人生に余分な驚きは必要ないでしょ? それなら信頼感のある我が社へ」というキャッチコピーがついていたのだが、何者かが勝手に「仕掛け人の享年画像」をくっつけてネットにアップしたところ、世界中に拡散したらしい。
ちなみに、動画は2000年にアルゼンチンで撮影されたものだが、いまになって急に話題になった理由はよくわからない。