2012年、「宇宙人とのハーフが中国に実在?」なる動画が世界のニュースサイトで話題を呼んだ。
少年の名はノン・ユンヒ、11才。中国では珍しい青い色の目を持ち、月の光すらない暗所でも難なく本を読み通す。
深夜には目が光るため、地元での愛称は「猫少年」。現在は、北京の大学病院が検査を進めている。
いかにもうさん臭い話だが、この暗視スコープ少年は北京に実在する。暗闇で本を読むのも事実だ。
ただし、暗所でも目が目が見える人間は、世界には少なからず存在する。生まれつき目の桿体細胞が多く、眼球が光を集めやすいのが原因だ。
ただし、噂にある「目が光る」エピソードはオカルトファンが広めたデマ。人より目が良い以外は、いたって普通の少年だ。