2011年に世界中のニュースサイトで報じられた有名な動画である。
具体的な場所は不明だが、平凡な町中に置かれた監視カメラの映像で、画面の下から現れた男性を2連続で雷が直撃。それにも関わらず、何事もなかったかのようにスタスタと歩き出す様子がハッキリと記録されていた。
歴史上、雷に打たれても生きのびた人は何人かいるが、実際に人間が電撃を浴びるシーンが撮影されたケースは初めてだ。
現在、動画は専門家のもとへ送られ、雷に打たれた人物の特定作業が進められている。
監視カメラの映像に1人の男が映った
いきなり雷が男を直撃!
しばらく地面に倒れ伏したが…
何事もないようにまた歩き出した
直後にまた雷が直撃!
しかし、また歩き出します
世界中で話題を呼んだ有名動画だが、2012年に専門家による解析が行われ、ニセモノの判定が出た。
第一に、確かに過去にも雷に打たれて生存した人間はいたが、それはいずれも近くに落ちた雷による二次被害でしかなく、動画のように直撃を受けた場合は絶対に生き延びることはできない。
また、実際に監視カメラが雷を撮影した場合は、画面全体が白く発光して何も見えなくなってしまうはずだ。
何者の仕業かは不明だが、動画は完全な作り物とみて間違いない。