2009年放映のフジテレビ系列のドラマ「白い春」の最終話に亡霊が写り込んだ。ご覧のとおり、背景に青白い顔がポッカリと宙に浮かんでいる。
この怪現象に、ネットは「下半身が映っていなかった!」「顔が真っ白すぎる」「いきなりスーッと現れてスーッと消える」などと大きな話題に。
確かに、立体感の薄さは本物の人間とは思えず、空中から不意に出てきたように見える。
薬屋のおばちゃんです
問題のシーンを超拡大すると、普通にノレンの向こうから人がのぞいているように見える
ロケ現場。右手に見える薬局から、おばちゃんが顔を出したらしい
まず、あらためて問題のドラマを見直すと、写り込んだ顔は、ネットで言われるほど青白くはない。恐らく、ドラマをキャプチャした際に、色調が変わったものが出まわってしまったのだろう。
同様に、顔がスーっと消えたように見えるのは、単にネットで見られる動画の再生ビットレートが低いせいで、コマ落ちしているだけだ。
謎の顔がやたら平板に見えるのは、望遠カメラで遠距離から撮っているため、画像にゆがみが起きているのが原因である。
ロケが行われた浅草橋の現場をチェックすると、問題の顔が現れた位置には、ちょうど薬屋が存在している。
ここの店員か客が、ロケ中にも関わらず顔を出していたのだ。